費用対効果による蛍光灯LED化の判断方法

LEDをするべきかしないべきか?

既存の蛍光灯をLEDにするかどうかの判断基準には以下3つのポイントがあります。

  • 費用対効果で考える
  • 現状照明の使用期間で考える
  • プラスアルファで考える

費用対効果で考える

これまでの照明を利用し続けた場合の費用と、新しくLEDを導入した費用と電気代を試算して検討します。

厳密に計算する方法は別にありますが、まずは簡単に電力料金で比較してみましょう。

電力料金の計算に必要なデータ

年間の電力料金の計算の式は下記のとおりとなります。

ランプの電力 × ランプ本数 × 年間点灯時間 × 電力単価 = 年間電力料金

それぞれの数字について説明します。

ランプ電力

ランプの省電力です。

蛍光灯

ランプには上の写真のように消費電力が表示されています。このランプの場合は36Wです。

もし、表示されていない場合はランプの型番から調べます。

このランプの型番は「FLR40SD/M/36-B」となっているので、一般的には「FLR40」と書かれている40Wなのですが、節電形のランプは「FLR40SD/M/36-B」の36Wがランプ消費電力になります。

ランプ本数

使用しているランプの本数です。

蛍光灯

上の写真に写っている照明器具の台数は6台。

蛍光灯

1台の器具には蛍光灯が2本付いているので、

器具6台 × ランプ2本 = 12本がランプの本数です。

(ちなみに、写真の照明器具はもともと3本用の器具だったのですが、途中から2本用に変更になったようです。)

年間点灯時間

1年間に点灯する時間の合計です。

たとえば、1日の点灯時間が午前8時から夜8時までだったら1日12時間。

土日が休みだとすると

356÷7×5 = 260 時間

が年間の点灯時間になります。

(実際には祝日があったり残業があったりして変動があるとはおもいますのであくまでも最初の参考として)

電力単価

1kWhの電力料金を電力単価と言います。1kWhとは、1000Wを1時間使った時の電力量です。

この単価は、一般的なオフィスに入居している会社と電力会社との契約(従量電灯)と工場など多くの電力を使用する会社と電力会社との契約(高圧電力)で、大きく値段が違います。

一般的なオフィスの電力単価: 26円/ kWh (0.026Wh)

工場などの電力単価    : 18円/ kWh (0.018Wh)

で計算していただけると大まかな数字が出せます。

* カッコ内の数字は1Whあたりにするため1000で割った数字です。

計算のサンプル

オフィスの場合

項目 単位
ランプ電力 36 W
ランプ本数 54
年間点灯時間 3120 h
電力単価 26

年間電力料金: 157,669円

蛍光灯40W形の場合、LEDにすると既存の電力の半分ぐらいになるので、年間電力料金の半額78,000円ぐらいが削減できます。

なので、新しくLEDを購入し工事して導入する費用がどれぐらいかによって、何年で回収できるかという判断ができます。

LED化による節電効果

節電がどれぐらいできるようになるかを計算する際、【ランプ効率】という数字を使います。

計算方法は下記のとおり

全光束 ÷ ランプ電力 = ランプ効率

蛍光灯 40形36W

蛍光灯「FLR40SD/M/36-B」についてカタログをみると、

ランプ電力: 36W
全光束 :  2610lm

よって、ランプ効率 72lm/Wになります。

LEDのランプ効率

現在40形蛍光灯の代替えとなるLEDの効率は120〜150lm/W程度。

LED化することにより既存の電力の半分程度になります。

単純に費用対効果で

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