蛍光灯のLED化を既存器具の使用期間で判断する

使用している蛍光灯をLEDにするかどうかの判断には大きく下記の3つがあります。

  • 費用対効果で考える
  • 現状照明の使用期間で考える
  • プラスアルファで考える

今回は「現状照明の使用期間で考える」方法についてご説明したいとおもいます。

蛍光灯器具に使われている安定器の寿命について

蛍光灯は安定器という部品が必要になります。

蛍光灯安定器

現在ご利用されている照明器具の中にもこの安定器が設置されており、ランプが切れたら交換するのと同様、安定器も寿命を迎えたら交換しなければなりません。

蛍光灯は構造上、点灯する度に消耗していく部品(フィラメント)が寿命に影響しますが、安定器の寿命は、コンデンサおよび口出し線などに用いられている絶縁物によって影響され、平均寿命は一般的な使用状態で8~10年間と記されています。

ただし、ここでいう平均寿命とはこの年数までに半数の安定器が寿命になっていることをいいます。つまり、8〜10年経った時には使用している照明器具のうち半数が寿命を迎えていてもおかしくないということです。

安定器交換には電気工事士の資格が必要だから費用がかかる

蛍光灯ランプを交換するのと違い、安定器を交換するには電気工事士の資格を持った人が作業をする必要があり、安定器を購入する費用に加え交換作業費も発生します。

また、安定器交換費については、一度に全部の安定器を交換すると大きな費用になりますが、その都度で対応していると数万程度の出費なのでなかなか見えてきません。

安定器の交換状況は利用されている環境によっても変わってくるので、まずはこの1年間、自社でどれだけ安定器を交換したのか、いくらの出費があったのかを調べてみるとよいでしょう。

一般的な話では、JISで設定されている安定器の平均寿命は8年となっているので、現在使用している照明器具が8年以上たっているのであれば、これから発生する安定器交換費用を考えるとLED化することをおすすめします。

稟議書に書く文章のサンプル

稟議書に書く文章のサンプルをつくってみました。

これについてはどう? こうきかれたらなんて書いたらいい?ということがありましたらお問合せフォームより、お問合せください。

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蛍光灯の照明器具を継続利用する為には消耗品の交換が必要になります。この消耗品にはランプだけでなく安定器という部品も含まれます。

ランプの寿命が12000時間程度に対して安定器はJISの規準で8〜10年(40,000時間)と長いのですが、安定器の価格がランプよりも高いこと、交換には電気工事士の資格を持っていないと作業ができないことなどから、1台のみを交換するにも数万円規模の費用が必要になります。

弊社で使用している照明器具は平成〇〇年に納入され〇〇年程経過していることを考えると、今後、安定器交換の頻度も上がっていくことが予測されます。

さらに、各社が新規の蛍光灯器具の販売を終了したこともあり、安定器の需要がメンテナンスに限られるため、今後は安定器の価格も上がっていく可能性があります。

つきましては、既存の蛍光灯器具をLED化した場合、導入コスト、年間エネルギー削減コストは下記のようになりますが、安定器交換コストと今後安定器の値段が上がっていくリスクを考えると、この機会にLED化をすすめることが良いかと思います。

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